23日の昨日今日
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作成日時 : 2008/11/23 18:11
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日記(日曜日)ゴルフ47 50 97 体重64.45キロ 快晴あたたかかった。
万能川柳けしからんアイスのフタをなめぬ子ら
せっかちな彼の名前は諭吉君
法人税下げて献金獲得し
許されざる者玉砂利を踏んで雑踏をかき分け進むうち、黒白の幔幕を張った玉垣で周囲を限られた庭に、はるか拝殿のかなたまで長椅子が並べられ、将校・佐官以上の軍人遺族が腰掛けているのが見えてきた。
石光と槙は最後尾の一般席に座った。遠くの拝殿で祭礼がおごそかに進行する。
一同が起立する。左のほうから皇太子嘉仁親王がお出ましになる。着席されると、祭典委員長の伊東祐亨海軍大将が祭文を読み上げ、終わると参列者全員に神杯が回ってくる。
「ほら、あそこに橘中佐のご遺族がいる」
石光が小声で指さした。
「その右隣が乃木大将夫人だ」
槙は石光の指示通り視線を動かしていない。別の人を捜そうとしているからである。
「お気の毒に。ご子息を二人ともなくされた」
式は終わった。参列者は立ち上がり、互いに挨拶を交わしながら三々五々ちってゆく。
「ドクトル、行きましょう」
と石光は帰ろうとする参列者の流れに逆らって歩き出した。
「どこへ行くんですか?」
「決まってるじゃないですか。永野夫人にお悔やみを言わなくちゃいけない。ドクトル、あなたは夫人の姿をちらとでも見かけませんでしたか?」
槙は首を振る。
失礼、失敬、と声をかけながら、石光は首を長く伸ばして人ごみをかき分ける。
「来てないはずはないんだけどなあ」
園ととき、横合いから近衛将校が声をかけた。
「やあ、石光じゃないか!おい、脚を見せろ。幽霊じゃないよな。しかし、満州にいるはずの貴様がなぜ?」
「一時帰国さ。総だ、きみは永野とは親戚だったな。夫人はどこにいる?」
「何だ、彼女なら、ほら、あの楠のそばにいるよ」
喪服姿の永野夫人が、大木の幹に心持寄りかかるようにして、上品な白髪の老婦人と言葉を交わしている。
槙は足早に石光の肩越しに夫人の姿を捉えながら近づいてゆく。動悸が早くなるのをどうしても抑えることが出来ない。槙はいったん足を止めて、深呼吸を試みた。
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