小野寺 昭市のブログ

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 5月18日の昨日今日

<<   作成日時 : 2007/05/18 10:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ピロリの除菌薬、1回2錠なのに昨日は間違えて1錠しか飲まなかった。今日から毎回2錠にする。

万能川柳
芸人の上下が見えるバラエティー

西遊記
奥から知事が出座した。
役人が訴状を読み上げ、知事はじっと耳を澄ましている。年齢は五十なかばでもあろうか、色白の温厚そうな容貌だが、目には力があり、口元は意志の強さを示すように一文字に結ばれている。
「まず、訴えのあった者共より訊ねる。寇員外の妻女、父親は張旺、幼名は穿針児、長じて寇員外の妻となり、二男をもうけた。それに違いないな」
老妻が頭を下げ、次に知事は二人の若者に聞いた。
「一人は長男の寇梁、もう一人は寇棟、これなる訴状は長男の寇梁によって差し出されたものに間違いあるまいな」
「左様でございます。本来なら親父様の殺されたのを見たのはお袋様でございますが、何分にもお袋様は年寄り、それ故、手前が代わって訴人となりましてございます」
知事はうなずいてから、三蔵に向かって問うた。
「訴えられた御出家の姓名をお聞かせ願いたいが---」
三蔵は一礼してから名乗った。
「私儀、姓名は陳玄奘、勅命を受け唐土を出立致します折に、皇帝陛下より三蔵の名を賜りましたゆえ、号を三蔵と申します。また、これなる三人の者はいずれも私の弟子、名は孫悟空、猪八戒、沙悟浄にございます」
三蔵に紹介されて、一人づつ丁寧に頭を下げた三人の怪異な容貌を知事はじっとみつめたが、別に驚いた様子はなかった。
「唐僧には勅命により唐土を出立されたとのことであるが、そも、その勅命はどのような事柄であろうか」
穏やかな知事の言葉に三蔵は威儀を正した。
「天竺、大雷音寺にまします釈迦如来の御許へ参り、大乗経を唐土へ持ち帰り、その教えを後世に伝えることでございます」
「すると取経の為に、はるばる長途の旅を越えてここまで来られたと申すことかな」
「仰せの通りにございます」
「唐土より天竺までは、およそ十万八千里とやら聞く。道中の辛苦さぞかしのこととお察し申す。ついては道中の通行許可のしるしなぞお持ちであれば拝見したい」
「承知いたしました」
三蔵が肌身離さず所持している通行許可証を取り出し、役人の一人がそれを受け取って知事に渡した。それにはここまで通って来た国々の王の印があされている。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文